【メーカー】精工舎
【商品名】 機械式置時計 アンチモニー枠 目覚 花の意匠 稼働品
【サイズ(約)】幅115㎜×高さ145㎜×奥行65㎜
昭和30年の精工舎カタログには、この置時計の同じ外装の置時計が「裏鈴ビー目覚 コメット栄冠夜光」の名前で掲載されていますが、カタログの置時計には時針、分針に夜光塗料が使用されていますので、この置時計と同一ではありません。
所有者が大変注意して保管してこられたようで「アンチモニー枠」の黒化は非常に上品です。打痕もありません。そこで、外装アンチモニー枠は、汚れの除去に留めました。内部の機構にも埃等の汚れの蓄積はありませんでした。
【商品状態】
1 時計の機構・・・稼働しています。
時刻表示の精度は実用ではありません。時刻のゼンマイは背面上部右のゼンマイ鍵を回して巻きます。
2 目覚ましの機構・・・稼働しています。
目覚ましの時刻設定の精度は実用ではありません。
目覚ましのゼンマイ鍵は、背面右のベル表示の上です。
目覚ましは、背面右のつまみを左転させ、時刻設定をします。前面の文字盤の細い金色の針が目覚ましの時刻を示します。
背面上部の「PUSH」のボタンを押した状態ではベルは鳴りません。背面上部の「PUSH」のボタンが押しこまれている状態で、背面右のベル表示のゼンマイ巻きを左転させると「PUSH」ボタンは出た状態に戻り、目覚ましが鳴る状態に戻ります。
【使用上の注意】
毎日のゼンマイを巻く回数と量を最小限に留めることが最重要です。
停止した状態が長期間となると内部の金属部品に微小なゆがみが生じ、ゼンマイを巻いてもすぐには稼働しない時があります。
何かしら理由があって稼働しない場合でも、慎重に少しゼンマイを巻き、機構全体に振動と力が伝えることで、再稼働します。
ゼンマイを巻きすぎるとゼンマイが内部で固着し、最悪の場合、破断します。1回の巻数を注意して抑え、再稼働のためにゼンマイ巻きができる余裕を常に維持することが重要です。
【お願い】
製造から既に60年以上経た機械式置時計の骨董品であり、これまでの所有の維持管理の努力と愛情の賜物と思っております。
このことから、返品と修理をお受けできませんことをご理解の上、ご購入ください。 ご覧いただきありがとうございました。
種別...インテリア
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##アンティーク雑貨